スピード違反を犯したら

ノースカロライナでスピード違反などの交通違反の違反記録を犯した場合、弁護士さんを通して手続きすると、場合によっては違反記録が抹消出来たり、罪が軽くなる場合があります。

私(みずき)もスピード違反(55マイル制限の高速で15マイルオーバー)の違反切符を切られましたが、弁護士さんを通じた手続きで、違反記録を削除できました。
なおこのときの弁護士費用は215ドルかかり、罰金は払わずに済みました。

みずきのスピード違反体験はこちら(part1)こちら(part2)に掲載していましたが、掲示板で毛猫おばさんにこの件に関して書き込みを頂きましたので転載いたします。
内容は交通違反に限らず、弁護士さんのことについて詳しく書いて頂きました。
以下、原文のまま転載します。

2529 Re:こんにちは
お名前:毛猫おばさん Sun. May 12, 2002. 10:29 (EDT)

お久しぶりです。毛猫おばさんです。
皆さん、ご機嫌いかがですか?

たまぞうさん&みずきさんの書き込みに、ちょっとレスされて下さい(^^)

> > スピード違反って、支払いなどに弁護士を通すものなんですか??知りませんでした・・・。
> 素直に罰金を払っちゃうと違反記録が残って、年間の保険料金が高くなると聞いて弁護士さんを通しました。
> 弁護士さんを通すと、記録が残らなくて保険料もかわらないそうです。
> はじめて知ったときはちょっと驚きましたけど(^^;;;

これは、スピーディー違反でも、軽い物への赦免に限られます。
*警察の路上パトロールは市町村の管轄内で一般道路になりますが、これは場所に寄ってスピーディー違反の重みが違います。学校区内、住宅地、通学路などは25マイル規定で、児童が往来する場所ですから、そこで違反をすると重罪になります。その他、商業地、一方通行、一般道路などでの違反は、通行人や他の車両に、どの程度の危険度を与える可能性があったかを問われます。
*高速道路は州警察、州保安警察の管轄になります。車間距離を保ち、10マイルオーバーくらいまでなら止められる事はめったになりませんが、規定もとより高い場所ですから、止められた時は重罪だと覚悟して下さい。
場合によっては、ブレーキ灯の故障やヘッドライトの故障などかもしれません。これは注意を促されるだけです。どちらにしても、止められた時は素直に、すばやく免許証とレジストレーションを提出しましょう。

違反チケットを切られた場合、後日郵便で書類が届きます。場合によっては自分で警察署または指定の裁判所に書類を受けに出頭もあります。
裁判所に出頭命令がある場合は必ず出頭します(これは実際に裁判官の前で有罪か否かを発言する機会が与えられるのです)
出頭命令はすべての加害者には命じられません。
例えば、アメリカでの運転歴の浅い人、非保険加入者、登録者以外の運転者、登録期限切れ車両の運転、などがあった場合に、罰金がかせられるからです。児童や住宅地等での危険度を重視される場所での違反に対しても、「違反運転=武器所持及び使用」としたような認識にとられますから、これも罰金の対象になります。内容の度合いでは罰金を払えない人は公共事業サービスへの参加や簡易刑務所へ入る義務もかせられます。

裁判出頭への意味は、スピーディー違反でも、余罪や罰金の可能性があるケースですから、事前に弁護士に相談するのが良いのです。その場合、出頭命令のある裁判所に近い場所でオフィスを持つ弁護士を雇う事を推薦します。
裁判所の判事や係員に詳しく、事情を把握しているので利点が多いのです。


軽いスピーディー違反程度でしたら、裁判所から届く書面に裁判出頭では無く運転教室に参加する旨が伝えられてきます。この運転教室は、平日夜半二回又は週末日を一回(終日)受ける事になりますが、基本的な車両知識から運転法規まで講師の前で受講します。これを受けた証明書を貰い、車両保険会社に送りますと保険ポリシーの上乗せは止められますし、運転歴の記録は消されます。

この運転教室を言い渡されるのは、上記の弁護士同伴の裁判では当然のごとく多いです。
運転教室に参加命令も無く、弁護士の力だけで、裁判当日に全てを解決出来る事は、よっぽどその裁判所に詳しい弁護士や、軽い違反と赦免された場合だけです。もちろん、違反記録まで無くなるのは、実際には珍しいのです。弁護士によって、「この弁護士が受けた仕事だから、まず軽犯罪や無罪だろう」という認識が裁判所に生まれるのです。

すべての弁護士が違反記録を抹消出来るというのは不可ですから、弁護士に相談する時は、記録が如何になるかを尋ねるのが良いでしょう。その際、手元の記録、書面、違反時の状態を正しく伝えるようにします。

> > 私はイミグレ関係で弁護士を使っていたんですが、15分単位の支払いで、15分時間50ドルでした。電話で10分話しても50ドル・・・
> と言うことは1時間だと200ドル…。弁護士費用ってやっぱり高いですねぇ。

この弁護士は安いと思いますよ。イミグレーション専門の弁護士は、依頼者が法的にアメリカ在住と就労を望むという切実な相談に来ている事を知り尽くしていますから、依頼者の個人事情と状態にもよりますが、移民法に関しての弁護士料金は基本料を提示されるだけでも高額です。実に書類作成に時間をかけたり、連絡する機関が他面に発生するなどの問題もあるので、高額な費用を請求する弁護士が多いのが現状です。

初回相談が30分から1時間を無料とする弁護士も多いです。
彼らは、実績がまだまだ積み上げる段階の若い世代や、弁護士になってから短い人たちです。
(年をとってから弁護士になる人をいますから、年齢で実績は問えません)
それか、本当に、良心的な弁護士だと言えます。

30分か1時間で、規定料金を定める弁護士が殆どですから、15分刻みの、その弁護士は、大変良心的だと思います。
5分の電話でも、30分、1時間の規定料金を請求する弁護士も大変多いのです。

弁護士選びは、まず人の紹介が一番です。
紹介者から事前に費用を聞き知っておき、初回面談を無料(又は30分刻みで低料金)に電話で確認します。
そして、実際に弁護士事務所では、最初に初回費用を確かめます。話が終ってから、請求されるままに支払う人は、その後も余分に支払うはめになる可能性もあります。
事前に初回面談の予約をとる時に、事務員とだけ電話で話すのはいけません。実際に弁護士本人と話し、掻い摘んでケースを説明し、初回面談は幾らになるかも明白にします。弁護士は幾つものケースを抱えていますから、誰が誰らやを秘書に任せ、話す当日、裁判の前夜や当日になって、そのケースを確かめるものです。自分という依頼者がいる事を弁護士本人に覚えさせる事は、とても大切なことです。

と、言う事で、すべての弁護士によって、違反記録が抹消去れる事は有りませんので、その点は記録して下さい。
弁護士は弁護士になるまでに、相当な授業料を費やしています。実際にオフィスを構えるようになると、その経費や人件費にもおわれますから、時間$200はとても安い良心的だと思いますよ。しかも15分刻みの料金とは、結構珍しい弁護士だと思います。
電話での相談費には(依頼後)電話料金も含まれています。弁護士は経費を全て費用にのせる人が多いので、自ずと高額になるのです。

ちなみに私立の法律学校授業料ですが、毎時間に割ると約$400、又はそれ以上・・・・。弁護士になってから、さあ儲けるぞというのは、当たり前の感情かもしれませんね。

毛猫長男は現役のNC州弁護士なので、上記させて頂きました。

PS:どんなケースで、警察官に職務質問された場合でも、後日の為に、その警官の名詞を貰いましょう。
自分が加害者であっても、被害者であっても、その現場に居合わせた警官の証言が大変重要になります。弁護士は記録から警察署に連絡し、その担当警察官や刑事に連絡も出来ますが、依頼人が多くの情報を持っているほうが、仕事が早いので、費用も余分にかかりません。
警察官、刑事は、名詞を渡す事を拒否出来ませんから、当然の権利として貰う事が出来ます。但し、貰う時には、丁寧で真面目な態度をとる事を薦めます。警察官、刑事も人、こちらの態度如何によって、印象を悪く持たれると、それはこちらの不利に成る事と記憶して下さい。

ではでは(^^)長くなりました。失礼いたしました。

PSPS!!!みずきさん、季節に合ったHPの更新、とても素敵ですね。感心します。これからも、頑張ってね(^^)


みずきから
書き込みを要約をさせて頂くと…
スピード違反に関しては
  1. スピード違反等で警官に止められたら素直に従い、免許証、レジストレーションカードを出す。
    そのとき、出来れば警官の名刺を貰っておくと良い。(警官は拒否できない)
    なお対応は丁寧にし、警官の心証を悪くしないようにする。
  2. スピード違反等でも弁護士に相談するのが良い。その時、自分の違反記録がどうなるかを確認しておく。
    依頼時には違反時の自分の状況を詳しく伝える。なお、すべての違反が抹消されるわけではない。
  3. 弁護士選びは人の紹介が一番良い。その際は出頭命令のある裁判所に近い弁護士を選ぶ。
いずれにせよ、安全運転でノースカロライナを走りましょう。
違反はしないに越したことがありません(^_^;)後が大変ですよ〜

FAQに戻る

目次へ

このHPからの画像、文章等の無断コピー、無断転載、二次配布を禁じます。
http://www.ncwind.net
Copyright (c)1999-2005 Mizuki All right reserved